◆ 編集後記◆

「ものを見る時間は僕らはほとんどなくなっている。これは非常に日本は危険なんじゃないかと。もう一回ものを見るということから出発しないといけないんじゃないか。」昨年開かれた野見山暁治さんの講演で最後に話された言葉。

今の日本の社会状況全体にあてはまる指摘として重くうけとめました。

石田貞雄さんの追悼文、杉 英行さんの近況報告からは、北海道・九州での会支部の固い結束、地方での制作の困難が伝わってきました。

表紙はいつも出雲の国からご夫妻で上京される森田 廣さんの作品です。

(TES)

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