◆ 編集後記◆

1970年代 初日の朝 自由美術展の会場に入るとピリピリとした緊張が伝わり気持が引きしまったものである。

当時今も深く記憶に残る作品を描いた作家ですでに故人となった人も多い。

その頃からマスコミでは次第に団体展を扱わなくなった。現在その遺作にふれる機会はほとんどない。また残された作品の散逸も心配される。作家の記録を残し、その作品に再び光があたる日のくることを切に願うものである。その土壌から自由美術の次の作家達が出てくることを期待したい。

このたび編集部に多胡宏さんが参加して下さることになりました。

中尾知子さんの遺族の方よりおたよりをいただきました。阪神淡路大震災の折、愛犬シェパード2頭が予知、難をのがれ以後犬を描くようになったとのこと、また終生独身でした。

編  集  自由美術編集部
手島邦夫  多胡宏
西村幸生  髙﨑英明
小野田志津代  広告・元藤郁子
記録・AD  相田勤
発  行  自由美術協会(http: //jiyubijutu.org/)
     〒207-0031 
     東京都東大和市奈良橋3 - 5 7 2 - 1
     TEL・FAX 042-561-1152 田中秀樹 方
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